11月26日、27日と山口県で
「中四つどい第2回実行委員会」が開催されて参加をしてきました。
10月にあった、第1回実行委員会はダイジェスト版でお伝えしましたが・・・
今回は、タニが参加してきたのでお伝えします。
今回は、全体で約20名の参加者でした。
まず初めに、今後のタイムスケジュールなどを確認して。
学習講演会のスタートです。
講師は田中照久さんと言う方で、上関原発に反対する山口県民の会代表委員をされている
方でした。
上関原発は、1982年から計画がスタートしており、上関の多くの住民を巻き込んでの
約30年にも及ぶ長い原発推進派と反対派が対立をしている構図などを話してくれました。
また、上関町には国からの交付金45億円がすでに交付済みであり
漁業補償金として125億円が中国電力から支払いがされており、
上関町の漁師に1000~3000万円の支払いが一人当たりにされていること。
上関町長が「原発財政がなければ、この地域の人々は人以下の生活をしなければならなくなる。」
と議会で発言したことなど原発マネーの実態なども講演の中に含まれていました。
田中さんが原発建設に反対する主な理由としてあげられたのが、
①廃棄物を安全に処理できる方法が未確立
②地震大国で瀬戸内海にも活断層があり無謀な立地
③津波学者の見解も変わってきている。これまでの想像以上の津波がおこる可能性もある
④米軍機、岩国基地の戦闘機が原発の上を通ることになる
⑤自然環境が破壊される
⑥中国電力は信頼が出来ない。昨年の新聞に501ヶ所の重要ヶ所の点検漏れが発覚した。
3月11日以降の日本は大きく変わって、原発安全神話が大きく崩れたなかで新規に原発を
設置するというのは多くの問題や課題を抱えていることをあらためて考える学習講演でした。
その後は、楽しい交流会です!!
当日誕生日の学生さんもいて、みんなでサプライズケーキなどをプレゼントしました!
楽しい夜です。
宿泊したみぎた旅館は忍者屋敷のように楽しめました。
タニ でした。