やっと・・・・
やっと・・・・
ある企画が終わりました。
9月17日に愛媛生協病院で医療系学生合同学習企画、
「愛媛の松山で震災医療と戦争について考える」が開催されました。
この学習会には、医学生・看護学生・薬学生が参加してくれました。
愛媛では、今回の震災で宮城県にある坂総合病院に医師や看護師などを
支援チームとして派遣をしてきました。
支援チームに参加した、医師・看護師・事務がそれそれの視点から
医療支援の報告と被災地の現状を学生たちに話してくれました。
ハラDrは家庭医として、避難所での診察を中心に
ワタセNsは、被災した病院での病棟業務と避難所訪問を中心に
事務(ジムⅡ)のシマタさんは、避難所訪問チームの事務局としての活動を中心に
それぞれの、立場でどのような支援をおこなってきたかを報告してくれました。
学生の感想からは、
「医療の視点からみると、患者さんが沢山いたり、足浴していたり、簡単に仕切られた診察室が
あったり、初めて知ることが多かったです。街並みが津波で流されて、土台だけになっている
光景をみて、一瞬で何もできない状態になったのだと思うと、自然の恐ろしさを知りました。
自分にできることを考える機会となりました。」
その後、企画は午後のプログラムに移ります。
午後は、生憎の大雨でしたが・・・・・・・・
松山市にある戦跡FWに出かけました。
平和委員会の方にガイドを依頼して
松山空港の近くにあるえんたい壕の見学。
えんたい壕とは、旧日本軍の航空戦闘機を格納するものです。
松山市には現在では3基のえんたい壕が残っています。
その後、ロシア人墓地に足を運びました。
ロシア人墓地は、日ロ戦争でで日本軍の捕虜となった
当時の松山では、捕虜は罪人ではない。祖国のために奮闘して敗れた心情を汲み取って屈辱を与えるような
行為は慎んでいたということです。生活も、ある程度の自由が認められており当時の松山市民と交流なども
あったそうです。
学生の感想からは
「今日行ったところは、2ヵ所とも存在さえ知らなかった。松山で生まれ育ったのに松山にある戦争の
跡を知らなかった。戦争は身近なところで起きていたのだということを改めて認識した。」
後の後FWが終わった後には、最初は緊張していた学生たちも
緊張がほぐれてきていい笑顔です!!
その後、医学生・看護学生からこの夏までに自分たちの活動や学習についての報告をしました。
医学生からの「原発についての学習報告」です。
ポスターを持っていた担当者は長時間上記の姿勢制御をおこなったので、
終盤は腕がプルプルしました。
看護学生からは、「安全な出産をするために」というテーマ学習報告をしてもらいました。
夜は、楽しい交流会!!
オカリナ隊の演奏もあり、
楽しい夜は過ぎて行きまふ。
最後はみんなで記念撮影
次はどんな企画が飛び出すのでしょうか???
タニ でした。