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みかんの国よりこんにちは~医師をめざすみなさんへ

愛媛民医連・愛媛医療生協による企画の報告や紹介を行うブログです。

2018/8/25-26 水俣病現地調査in長島

 8月25日~26日、学生2名(6年生、2年生)と担当者1名で水俣現地調査に行きました。
毎年この時期に行っている現地調査は今年で36回目で、新潟・東京・大阪・愛媛・熊本・鹿児島から100人を超える参加がありました。
キャプチャ

1日目は大型バス4台で長島を一周しました。

キャプチャ2

鹿児島県長島は不知火海を挟んで水俣の対岸にあります。一つの島でありながら不知火海側と東シナ海側で救済地域内外に分断されています。島民の生活を歴史的に学びながら現地を視察しました。

キャプチャ3
行人岳から見た水俣

キャプチャ4
浦底港

キャプチャ6
夜の交流会

2日目は水俣協立病院の事務長さんと水俣生まれ水俣育ちの検査技師さんの2名に水俣市周辺の当時の生活や汚染の様子が分かる地域を案内していただきました。

キャプチャ8

キャプチャ7
チッソ水俣工場からの排水口のひとつの「百間排水口」

キャプチャ12
水俣病の第一号患者の届けがあった「坪谷」

キャプチャ15
重症の水俣病患者さんや胎児性水俣病患者も多くいた「茂道」、
水俣湾にたまっていた水銀ヘドロを集め埋立て地にある「水俣資料館」、
チッソ水俣工場正門と水俣駅の位置関係も視察しました。

水俣協立病院では水俣病検診を行っているとのことでしたが、その問診票には魚は一日どの位の器に何杯食べていましたか?というものがあるそうです。

【感想】
・教科書だけでは分からない情報を得ることができ貴重な経験となった。魚介類を中心とした生活を送っていたことや初患者は感染症病棟に隔離されていたこと、伝染するという誤った認識で差別を受けていた事を知った。資料館では水俣病発覚当時の医師記録や現在では少ない劇症型の患者の様子を知ることができた。今後働いていく上で「患者の背景もみる」ことを大切にするために必要な実際どのような背景が病気にはあるのかを体験することができた。

【感想】
・島からの景色や港を見て島の中を分けるものが無い事、海は繋がっていて汚染された魚は各地に遊泳していく事は誰が見ても分かるのに対応を分けた政府に憤りを感じた。長島も水俣も急な斜面に囲まれた小さな集落で、起きた被害で漁業で生計を立てるしかなかった人達にとって健康だけでなく経済的にも大変な損害であったことが分かった。埋立地の保護シートの耐久年数があと10年と知り水俣病問題はまだ終わっていないと感じた。

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堀内です☆愛媛民医連で医学生さんの担当をしています。学習会や実習、楽しい企画など様々なことを投稿します。皆さんの参加もお待ちしています。 

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