7月19日東温市の学生サポートセンターで線路わきカフェを行いました。学生2名の参加でした。
今回は最近ニュースでよく耳にするファーストフード店やコーヒーチェーン店のプラスチックストロー廃止の背景を学ぶため、DVD鑑賞をしました。
プラスチックごみは5%しかリサイクルされいない。
そして今、地球の海中には1億5千万トンのプラスチックごみが漂っている。
それを餌と勘違いして食べたり、プラスチックごみに絡まるなど約300種類の海洋動物が被害を受けている。
海に流れたプラスチックごみは数ミリ単位に細分化されたマイクロチップやマイクロビーズになり、有害化学物質を吸着しながら人間を含む食物連鎖に入ってくる。
細分化されながら何百年と消えないプラスチックごみは年々海に溜まり続けている。
これを海洋環境に危機だとし多くの国と地域でプラスチックごみの規制に動いている。
プラスチック製品製造過程で使用されるビスフェノールAやビスフェノールSが有害物質である報告もあり、世界では様々な規制や表示がされている。
一方、推進派の方々によるプラスチック製品の恩恵など言い分も。
最後にプラスチックごみの出ない街ぺンザンス(英) の使い捨てを止め再利用できる食器への変更や紙製のストローへの変更、でんぷんを素材にした100%生分解性の買い物袋の取り組みなどを観ました。
≪学生の感想≫
・日常生活の中でプラスチックを無くすことは難しいと思いますが減らしていく努力はできると思った。
・石綿や塩ビなど便利だともてはやさ、後に重大な健康被害を起こすと分かったものが色々あるが気付いた時に即時に対応する事が重要だと思った。
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