本の症例の臨床推論では限界があり、実際の医療現場の症例で
臨床推論学習会をしてほしいとの医学生の希望から
久しぶりに愛媛生協病院の原穂高先生講師による学習会が開催されました。
愛大医学部4年生2名と水本潤希先生、職員4名が参加。
救急搬入された89歳女性患者さんの症例、主訴は「嘔吐」。
現病歴や問診・所見から考えられる病名を医学生たちが推測します。
「じゃ、次にどんな検査をする?」と原先生から質問。
学生さんが頭をフル回転させて返答。
それに対し「それは何を鑑別するため?」
病名や原因を突き止めていきます。
検査データ、画像も一緒に見ながら少しずつ解明されていきます。
腹部CTの画像から最後の推論。
大きな影は血液の塊か腫瘤か?
どんな風にCTを見ればそれが判明するかも一緒に考えます。
原医師より診断後の患者さんの治療、経過の報告がされ学習会は終了しました。
また学習会を計画する予定です。
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