愛媛大学医学部医学科4年生の学生さんが実習に来てくれました。
中学生の頃から野球部に所属し、現在は主将として頑張っています。
過度の練習で何かと怪我も多く普段から整形外科にお世話になっています。
そんな彼からスポーツ整形の見学希望があり、森実和樹先生の夜間診療を見学しました。
外来診察見学前に医局で電子カルテの見方のレクチャーをしました。
本日受診の予約患者さんのカルテもチェック。
疾患名や血液検査データなど、分からないものはその都度スマホで検索している姿は印象的でした。
MRI室では、ちょうどこれから整形外科受診の患者さんの撮影が行われていました。
技師さんから説明を受けながら見学させていただきました。
さあ、いよいよ、外来見学です。
リウマチの診療、変形性膝関節症の患部の触診体験、関節注射の手技、エコー下での注射を見ることができました。
また、この日でフォロー終了となった頸椎ヘルニアの患者さんの治療前治療後のMRI画像について丁寧な説明を受けました。
最後の患者は、膝の痛みが主訴の12歳の男の子。
診察前のMRI撮影の様子や診察室ではエコーを使用した診断を見ることができました。
診察後は森実先生自らの頸のエコーをしながら解説をしてくれました。
【感想】
4年生になって少し勉強してきたのもあり知っている怪我や検査が多く復習にもなった。何といってもエコーがすごいと思ったし将来的には自分でもできるようになりたいと思った。見学はすごく楽しくてスポーツ整形にかなり興味がでてきた。また、実習させてください。
はい!ぜひぜひ~
またの実習お待ちしてます(*´∀`)ノノ
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2018/1/22整形外科外来診療見学
2018/1/18 OSCE対策講座
1月18日(木)18時~愛媛大学医学部の4年生を対象にOSCE(客観的臨床能力試験)対策講座を行いました。
4年生にとって進級に関わる大事な試験の一つで、学生の希望で3年前から行っています。
今年は、3名の4年生と患者役で5年生1名も応援に駆け付けてくれました。
3ブース、各10分実技5分振り返りで行いました。
医療面接
胸部診察
腹部診察
対策講座後、医師5名、学生4名、事務5名で振り返りと交流を行いました。
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2018/1/17生活保護制度について
1月17日(水)重信の学生サポートセンターで線路わきカフェ(学習会)を行いました。
いつも参加の学生4名と新しく5年生1名の参加がありました♪
この5年生は参加学生さんと同じポリクリ(見学型臨床実習)班でした。
今回は上城統士医師を講師に『生活保護制度について』です。
11月の勉強会で問題提起された『所得の再分配』を勉強する(2月予定)ための前段として、上城医師が担当されている、子ども2人を抱えたシングルマザーの症例を考えました。
学習会は上城医師の「今、僕が抱えている患者さんで、何が出来るか悩んでいます。何が出来るか一緒に考えてください」と始まりました。
診断や治療方針の紹介のあと、
「何が気になりますか?」
家族状況、経済状況、生活状況の紹介と経過が話され、
「この方の生活を支えるためにどんな手段があるのでしょう?」
と合間で学生に意見を求めながら進めていきます。
特に2人の子ども達に何が出来るかを考える中で
学生から
「10月に学んだ制度が使えないか」
「11月に行ったような子ども食堂は利用できないか」
など今までに学んだ事を活かした意見が出されました。
症例報告は続きます。
生活保護制度を利用することを勧め、当院のソーシャルワーカーと生活保護申請に行き受理されます。
しかし、その後本人が保護申請を取り下げてしまったと市より連絡が…
なぜ???
理由
①車を持てない、車を売るように促された。
車がないと子どもの通院が困難、
親も自分名義の車で生活をしている。
②仕事をしないように言われた。
仕事をしないと保育園を利用できない。
その後、なんとか仕事も決まり、就労収入と児童扶養手当で生活していく予定となった。
次回のテーマは
『そもそも所得の再分配ってなに?』です。
一緒に社会学習しませんか?
愛媛民医連の奨学金制度では経済支援は勿論、学習の機会も提供しています。
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2018/1/14中四国医系学生のつどい 第2回実行委員会
1月14日(日)広島民医連 学生サポートセンターにて、第2回実行委員会が開催されました。
学生が16名参加(愛媛2名参加)。
前回の実行委員会内容を持ち帰り、それぞれの県の学生で検討した上で、
本番のテーマ「患者の背景をみる~君たちはこの患者を救えるか?主訴:貧困~」について再検討しました。
その結果
メインテーマ 「患者の背景をみる~case01:貧困~」
宣伝物(ポスターなど)の打ち出し 「その人『お大事に』で帰していいですか?」
獲得目標も様々な視点から沢山の意見が出され、決定しました。
メイン目標「患者さんの背景、健康を阻害する社会的原因にまで関わる意義を知る」
具体的な目標 ①貧困について定義をおさえる
②家族や地域社会など、患者さんの背景をさぐる
③患者さんや地域社会に、どうアプローチするのか?を考える
今回は講師案まで検討しました。
◇学習講演◇
「口から見える格差と貧困」
実行委員会前にコープ共立歯科の事務長による学習講演がありました。『41才男性 多忙な営業職で未受診 口腔崩壊 残存歯7本』『34才男性 親の借金で未受診、残存歯20本』など衝撃的なケースが紹介されました。
【学生の感想】
医療にかかれない問題が貧困だけでなく様々な要素があり、まだまだ手を差し伸べきれてない人達がいることを実感した。
第3回実行委員会
日程 2018年3月4日
場所 岡山医療生協 コムコム会館
学習講演「薬局の無料低額診療の取り組み」
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2018/1/6国試激励会&新年会
1月6日、医系学生対象の国試激励会&新年会を開催しました。
学生は、医学生3年生~6年生8名と看護学生1名、職員は水本潤希医師、水本真奈美医師、塚本尚文医師、石見師長、露口看護師、担当者3名の計17名の参加でした。
学年・職種を越えた交流に話に花が咲きます。
また、今回初顔合わせの看護奨学生(1年生)と医学奨学生(3年生)は、同期入職の予定です。今後も医系学生の合同企画を通して、同期の絆や学生時代からの絆を深めるきっかけになれば良いなと思いました。
国試を受験する6年生へ全員の代表として5年生から合格祈願のお守りを授与しました。
今回の新年会が勉強漬けであろう6年生に少し気分転換の機会になったかなと思います。
今回参加出来なかった国試受験生には、後日お守りを届けました。
国試まであと少し!頑張ってください(๑•̀o•́๑)۶
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2018/1/5 病院実習
愛媛大学医学部医学科5年生の学生さんが実習に来てくれました。
ポリクリ(見学型臨床実習)中で、大学病院と違う地域の小児科診療が見たいという希望でした。また、子どもの頃から運動部に所属していたため整形外科医にも興味があり、整形外科と小児科の外来診療を見学しました。
外来診察見学前の電子カルテの見方のレクチャー。
また、予約患者さんのカルテに先に目を通し予習をしました。
整形外科外来見学
【感想】
・術後の疼痛の診察などはほとんど見たことがなかったので、とても参考になりました。
・エコーによる診察や見る機会のなかった診察や検査を見る事ができ、とても有意義でした。
小児科外来見学
患者さんの受付の様子や看護師による問診の見学もしました。
【感想】
・患者さんが来てからどういった流れで外来まで来ているのかをしっかり理解することができました。
・医師の診察前に看護師がどういうことを考えて問診しているのか知ることができました。
・大学病院と違う患者層でとても新鮮でした。一般的な病気が多いなかで、どのように診断・治療を行っていくか勉強できました。
・実際に身体診察させていただき、患者さんの状態をより深く理解する事ができました。
社会保障の学習。社会保障の定義から学びました。
大学の公衆衛生の授業で聞いたことはあるものの、とても苦手だったそうです。
今回の学習で深めることができたようです。特に診療報酬の査定の話にはとても驚いたとのことでした。
無料低額診療事業の学習
事例紹介や自治体との懇談内容が話されました。
どのような流れで審査・認定されるかや自治体の反応など学ぶことは多かったようです。
全体的に内容の多い実習となってしましましたが有意義に感じていただけたようです。
次回は救急外来の見学実習に来たいと話してくれました♪
また、実習プランを組んでご提案します!次回の来院も楽しみです٩(^ᴗ^)۶
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