10月12日に、毎月第二土曜日に開催をしている「高校生医師体験」に
今治西高校の方が参加をしてくれました。
簡単なオリエンテーションが終了した後は、院内の見学に出かけます。
検査室では検査技師から検査機器の説明、実際の検体を使った検査を見学したり、
レントゲン室では、レントゲンの装置を動かしてみたりと見学だけでなく
色々と体験などもしてみます。
院内見学が終了後に医師体験がスタートです。
今回は、外科のツカモトDrと病棟での業務を一緒に体験をしたりしました。
その後、内視鏡を使った胃カメラの検査を見学しました。
次に、整形外科のコニシDrと一緒に
骨折の治療をされる方の骨折箇所のマーキング検査や、超音波を利用した骨折治療の
器具の利用方法などを整形外科医の仕事に同行してもらいました。
すべての日程が終了すると、医局に戻り昼食を食べながら
コニシDrやツカモトDrとの懇談です。
高校生さんからは、「医師になって一番つらかったことななんですか?」などの
質問に2人のDrが真剣に笑いを交えながら答えていました。
参加した高校生の感想では・・・・
「実際に胃カメラを見れたのが印象的でした。手術室にも足を運んでみて
良かったです。普段見ることのできない所まで見学をさせていただいて
嬉しかったです。」
次回も第二土曜日に開催予定です。
参加希望の方は、ぜひご連絡を!
タニ でした。
高校生医師体験
高校生模擬面接
10月5日に、愛媛生協病院で「高校生模擬面接会」が開催されました。
「高校生模擬面接会」は、愛媛生協病院と新居浜協立病院で毎年おこなわれている
企画で、医学科や看護学科や薬学科を目指す高校生の方を対象に開催をしています。
10月5日の「高校生模擬面接会」では、33名の高校生が参加をしました。
今回の模擬面接では、1人1人に個人面接を受けてもらいました。
職種を目指した動機や、大学などを選んだ理由を述べてもらうなど本番と同じような質問を
面接官から投げかけてもらいます。
面接終了後は、面接官から個別にアドバイスの時間などもありました。
参加者の感想は・・・・
「初対面の方との面接は緊張しました。普段意識していることも忘れてしまって、
ミスが多かったなと思いました。
質問と質問の中に、ささいな会話を入れてくださったり、ゆっくり質問してくださったりと
落ち着いて返答できる雰囲気づくりがよかったです。今回してしまった、失敗や問題点を
改善して、本番に臨みたいと思います。」
タニ でした。
新居浜協立病院
9月30日に、新居浜協立病院で学習会を開催しました。
夏の全国つどいのテーマが「終末期医療」だったので
新居浜協立病院にある、療養型病棟で働く医師の「病院での終末期医療」という
テーマで講演と療養型病棟の見学をおこないました。
療養型病棟を皆さんは知っていますか?
療養型病棟とは、急性期を過ぎて病状は比較的安定しているものの、治療・加療が必要な状態の
患者さんのための病床です。療養型病棟の場合は、入院期間が長期に及び1年以上になることも
あります。
新居浜協立病院の院長で、療養型病棟を受け持ちしているタニイDrから
学習講演がありました。
講演の中で、タニイDrからは「病状が安定しているからといって、いつまでも人間は生きることが
できない。終末期には必ず医師として関わる。医師と患者の間で、病状の受け止めの違い、
医療機関への間違った期待、家族が遠くにいる、患者さんの年金で生活をしている家庭、
家族間の想いの違いなど様々問題に医師は向き合う必要がある。」
という言葉を参加した医学生さんい投げかけていました。
講演のあとは、実際の病棟見学へ足を運び。
どのような患者さんが入院をされているのか?など、タニイDrから丁寧に説明がありました。
その後、夕食交流会をして楽しい時間を過ごしました。
タニ でした。