中四つどい第2回実行委員会の2日目の報告です。
みぎた旅館(忍者屋敷)の朝は早いです。
午前7時には起床していたような・・・・
なぜ、こんなに朝が早いかと言うと・・・・
そうです!そうなんです!
2日目はFW企画が開催されるからなんです。
今回のFW企画の目的地は、山口県の大津島にある回天基地の見学と記念館見学です。
回天をみなさんはご存知でしょうか??
太平洋戦争の末期に天を回らし、戦局を逆転させるという願いを込めて人間魚雷「回天」が
誕生しました。
この大津島は、全国に造られた回天基地の跡が唯一残っている場所でした。
この大津島の基地では、終戦までに訓練を受けて回天搭乗員は1375人で、
そのほとんどが兵学校・機関学校出身の若者、学徒や学生出身の予備学生20歳になっていない若者
だったということです。
回天による戦没者は、搭乗員、整備員他145名。平均年齢が21.1歳だったとのことです。
回天基地の見学にボランティアガイドさんが施設の説明などをおこなってくれます。
当時の回天発射跡地が現在も残っています。
特攻兵器を考えると言葉になりませんね。
どの兵器にしてもそうですが、兵器を扱えば人を殺すか自分が殺されるかという
状況になります。国や自分が守りたい人を守るために誰かを殺す。
メビウスの輪だと思います。
回天基地の見学が終わると、また船に乗って徳山市に戻ります。
徳山市につくと学習講演その2がスタートです。
今回は、憲法9条や教科書問題について講演してもらいました。
その後は、グループに分かれてSGDをおこない、お互いの感想や考えたことを意見交換して
回天基地見学や学習講演の内容をさらに深めてました。
また、5月か6月に開催される本番をどこでおこなうか議論した結果。
来年の中四国医系学生のつどいは「香川県」で開催をすることに
決まりました。
次回は、2月18日、19日に実行委員会が開催をされます。
岡山県にある長島愛生園でFWと学習します。
長島愛生園は、元ハンセン病患者さんたちが療養している
場所です。
ブログを読んでいる学生さん!!ぜひ、一緒に行きましょう!
タニ でした。
新しい朝は昭和の香り。
friends for always
11月26日、27日と山口県で
「中四つどい第2回実行委員会」が開催されて参加をしてきました。
10月にあった、第1回実行委員会はダイジェスト版でお伝えしましたが・・・
今回は、タニが参加してきたのでお伝えします。
今回は、全体で約20名の参加者でした。
まず初めに、今後のタイムスケジュールなどを確認して。
学習講演会のスタートです。
講師は田中照久さんと言う方で、上関原発に反対する山口県民の会代表委員をされている
方でした。
上関原発は、1982年から計画がスタートしており、上関の多くの住民を巻き込んでの
約30年にも及ぶ長い原発推進派と反対派が対立をしている構図などを話してくれました。
また、上関町には国からの交付金45億円がすでに交付済みであり
漁業補償金として125億円が中国電力から支払いがされており、
上関町の漁師に1000~3000万円の支払いが一人当たりにされていること。
上関町長が「原発財政がなければ、この地域の人々は人以下の生活をしなければならなくなる。」
と議会で発言したことなど原発マネーの実態なども講演の中に含まれていました。
田中さんが原発建設に反対する主な理由としてあげられたのが、
①廃棄物を安全に処理できる方法が未確立
②地震大国で瀬戸内海にも活断層があり無謀な立地
③津波学者の見解も変わってきている。これまでの想像以上の津波がおこる可能性もある
④米軍機、岩国基地の戦闘機が原発の上を通ることになる
⑤自然環境が破壊される
⑥中国電力は信頼が出来ない。昨年の新聞に501ヶ所の重要ヶ所の点検漏れが発覚した。
3月11日以降の日本は大きく変わって、原発安全神話が大きく崩れたなかで新規に原発を
設置するというのは多くの問題や課題を抱えていることをあらためて考える学習講演でした。
その後は、楽しい交流会です!!
当日誕生日の学生さんもいて、みんなでサプライズケーキなどをプレゼントしました!
楽しい夜です。
宿泊したみぎた旅館は忍者屋敷のように楽しめました。
タニ でした。